planernosuke’s blog

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FXの塩漬 vs 外貨定期預金

こんにちは

今回はFXで含み損を抱え、損切はしないで塩漬した場合のシミュレーションを考えてみようと思います



FXの塩漬VS  外貨定期預金の比較について、分析していきます


まずFXのポジションはスワップポイントがプラスである

ドル円の買いポジション、ユーロ円の売りポジションで考えます


スワップポイントはタイミング、会社によって変わってきますが

便宜上双方とも1日あたり5円(1万通貨)で考えようと思います


10万通貨の塩漬(約100万円の資金拘束)を前提として

1年間塩漬にした場合

ドル円、ユーロ円ともに

スワップポイント5円×365日×10 (10 万通貨)=18,250円になります


一方、外貨定期預金についても勿論タイミング、銀行によって変わってきますが

メガバンクのHP記載の金利

米ドル、ユーロ円共に0.001%で考えていきます

(個人的に衝撃的な数字でした、今は外貨もここまで金利が低いのですね)


1年間100万円を外貨定期預金したとすると

0.001%×1,000,000円=1,000円

となります


結論としましては

FX 18,250円、外貨定期預金1,000円

FXは常にロスカットの危険性が孕むので安心して放置はできないですが


通貨が戻る見込みがある場合は

塩漬する戦略を考えるのもなしでは無いかと思うところです


以上です





FXでのリスクヘッジ戦略

こんにちは

今回はFXを取り組む上でのリスクヘッジ(リスク分散)の戦略について綴ろうと思います


ここで言うリスクヘッジとは

ある通貨のポジションを持つ際に

それと極力相反する通貨のポジションや株等の金融商品を組み合わせて保有するという戦略です


あくまで独断と偏見によるうまくハマる組み合わせとしまして


ドル円の買ポジション&ユーロ円の売ポジションがあります

双方とも2021年5月時点ですと、同ポジションに置いてはスワップポイントがプラスになり


円が起点となり変動する際は、相反の動きになる可能性が高いと思います


特に円がリスク時に買われる通貨として、今後のその特性を持ち続ける場合は


基本的にドル円の買建ベースで取引を進めていき、円安が進み過ぎでは思った際は

ユーロ円に売建で入りつつ取引を続ける格好で進めていけば


万が一大幅下落がきて、ドル円が急落しても

ユーロ円でその分の利益を取り返す可能性が高いと思います


②株&ユーロ円の売建

こちらについても上記と被るところになりますが

リスクオフ局面になった際は、リスク回避のため株が売られ、円高になる傾向があるため

ユーロ円を売建で持ちスワップポイントを稼ぎつつ

株の売買に注力する戦略が良いかと思われます


注意として

前提として株高、円安の今までの傾向を引き継いだ上での戦略になるので

ここが変わる場合はまた戦略を考えてる必要があります


以上です

為替の基礎知識 製造業から見たドル円

こんにちは

今回はFX等の為替が絡む取引をする上でのドル円の背景知識について綴ろう思います


超基本の円高、円安とは?

等の部分は省略しますので気になる方ググって調べてみて下さい


ドル円の前提になりますが

日本は基本円安を望んでいます


理由としては日本の会社は製造業が多く輸出する際に円安であるほど有利だからです


2000〜2010年代のタイミングで

日本企業は人件費の安い海外に工場を移転したとのニュース等もありましたが

なんだかんだで国内に工場等はやはり多くあります


例えばスバルは国内にしか工場はなかったはずです


なので日本企業の業績も含めると円安がよく

政府としても過度の円高は国内経済にも悪い影響があるので

避けようとします


ちなみに円安の方が海外旅行者にもプラスであり

今後インバウンド戦略を進める上では良条件にもなります



一般消費者目線で見ると

円高の方が海外旅行もしやすく、海外からの輸入品も安く買えることができるので良いのですが

日本全体として考えると一概には言えないところが難しい点ではあります。



以上になります


国内FXと海外FXについて

こんにちは

今回はFXを運営する会社について私見を綴ろうと思います


国内の会社が運営するFXと海外の会社が運営するFXに分けて述べていきます


最近はTwitterでよく、FXで絶対勝つ方法等かなり胡散臭いものをよく目にするので

状況整理も含めて考えてみます



まずTwitter等で見るFXの胡散臭いものは

大部分が海外FXを使ったアフェリエイト

短期売買を繰り返しまくり、ユーロドルの取引を行っている印象です


必ずしも海外FXが悪いとは言わないですが

おそらくTwitterで勧められて始める初心者の殆どが海外FXと国内FXの違いや、そもそもの経済基礎知識等もなく

なかなかグロテスクな状況であると思っています


海外FXのメリット、デメリットを初めてFXに取り組む人目線で挙げると


メリット

・高いレバレッジを設定できる


デメリット

・スプレッド(手数料が高い)

スワップポイントがもはやロングもショートもマイナス

・国内FXならばできる損失の繰越ができない


等が挙げられると思います

海外FXで利益を挙げて投稿している人の殆どは

一時的な利益、アフェリエイトによる収入


であると思います


アフェリエイトでは取引の度に、アフェリエイト主に収入が入ると思うので

おそらく短期の売買を繰り返すことを勧めると思います(その度に主に金が入るので)


まとめますと初心者で海外FXを始める人は

アフェリエイト主の養分になる可能性が高いので


国内の大手どころのFX会社で始めるのがベターだと思います


以上です


FXの戦略

こんにちは

今回はFXをする際の戦略について

現状の個人的な戦法を綴ろうと思います


まず第一に気をつけることは感情で動くことをなくし

機械的に取り組むのがベストだと思います

負けて退場しないことが第一優先です


取り組む上でのベター条件は

・極力ロット数は小さくし、FXへの流入資金を減らすこと

・プラスのスワップポイントになる通貨で保有すること


だと思います


一つ目のロット数を減らすことは、ハイリスクハイリターンを避け、利益を刻んで取っていくことを狙います

ロスカットになり退場可能性が高まるため保有ロットを増やすことは避けるのが良いと思います


二つ目のスワップポイントプラスの通貨で取り組むことは

万が一含み損を抱えて、塩漬け状態になったとしても

日々利益が出るのでメンタルを保ち、長期目線で運用することができます



この条件を現状満たすのは

身近でニュース等で情報収集もできるので

ドル円のロング買ポジション

ユーロ円のショート売ポジション

が良いかと思います


私個人は

この通貨で数千円等の利益を設定し

指値で注文し、指値で決済を繰り返す戦法です


仮に相場が大きく動き含み損を抱えた場合は

塩漬けするか損切するかは

その時の余剰資金状況で決めるのが良いかと思います


レンジで動いてくれる間は程よく利益を取れます


塩漬けした場合は、少なくても塩漬したポジションから一円以上のポジションで

再度同様にレンジ相場で稼ぐのがベストだと思います


為替の特にドル、ユーロに置いては

株等と違い、資産価値が0になる可能性が限りなく0であり


長期で持っていればいつかはプラスに戻ら可能性が高いです

それまで地味にスワップポイントで稼ぎ外貨預金に入れていたと思えば

資産を分割保有するという意味合いでも悪くない手法だと思います


以上になります


ユーロ円 ドイツについて

こんにちは

今回はユーロ円の変動要素となり得るEU中心国のドイツについて綴ろうと思います。


ドイツはメルケル大統領が2021年の9月の総選挙後に政界を引退する見込みです


メルケル大統領は非常に安定した手腕で、外交に置いてもEUの中心として力を発揮しておりました

コロナ禍の先の見通しがまだ明確には見えない中、次期大統領に誰がなるか気になるところです。


ドイツも日本と同じく自動車等の輸出産業が、ユーロ高が進みすぎるのも敬遠したい?かと思いますので

その点も次期大統領の方向性には注意が必要です


また自動車産業はEVの点からも展開機を迎えており

日本としてもドイツの自動車産業との競争をどう戦っていくかが大事になっていきます


数年前は中国傾斜が強かありましたが

ここ最近は一定の距離を置くスタンスも見られるため対中政策も今後より重要になってくる要素かと思われます


以上になります

ユーロ円 フランスについて

こんにちは

今回はユーロ円の変動要素となり得るEU中心国のフランスについて綴ろうと思います。


フランスはEUで最大の時価総額を誇る(2021年4月時点)LVMHモエ・ヘネシールイ・ヴィトンがある等EUの中心国になります


2017年にマクロン氏とルペン氏が大統領選挙で戦いマクロン氏が勝利し今に至ります


当時はナショナリズムの高揚が世界的にあり、米国のトランプ大統領誕生、イギリスのEU離脱が決定し

次いでフランスの大統領選挙でした


当時のルペン氏はフランスの存在の危機と訴え、移民反対の立場等を主張し

個人的な印象だと過激であり、今後世界がどうなっていくか不安な気持ちが強かったです


結果、マクロン氏が勝利しました。


当時の映画「帰ってきたヒトラー」のラストの部分で

ヒトラー初めてとした民主主義から見た過激な主張をする人々の映像の中に

ルペンが話をしている映像があり、当時のルペン氏が民主主義側から見ると

懸念せざるを得ない存在であったことがよくわかります


フランスで2022年春に大統領選挙があります


今のところマクロン大統領の再選をかけた勝負に、再度ルペン氏が戦う公図になりそうです


2017年と比べ、ルペン氏も過激な主張はしていないですが


今のマクロン政権はコロナ政策で成功してるとは言い難く選挙自体どうなるか微妙な部分もあります


今後のユーロ円相場を巡る重要な点になることが予想できるので

今後注意が必要です


以上になります